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16 11.「子供室」について
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成長期の子供達は新陳代謝が盛んなこともあり、眠りに落ちた時の寝汗は半端な量ではありません。
私は子供室の設計にあたり、「日当たりと風通しの良さ」をまず第一に考えます。
また、「寝具類をすぐ干せる外部スペース」(子供室が2階の場合は、バルコニー等)も作ります。
次に、衣類や本等の収納スペースと最良の寝床と勉強机の位置を提案します。
子供室と言っても一般的には子供が幼児期から思春期を経て、大人になり独り立ちするまで使用するので、あまり幼児期に片寄った設計をしてもいけませんし、又大人の部屋にしてもいけないと思います。
そこで、私は大人が見ても楽しい「遊び心」を取り入れるようにしています。
さらに子供が独り立ちして、子供室が夫婦の趣味室になったり、二世帯住宅のサブリビングになったりと・・・。このあたりも施主と打合せをして、「15年後は単なる物置部屋にならない」ように提案をしています。
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①写真右、上部がベッド。下部がクローゼット。階段は本棚になっている。
写真左、外部はウッドテラス。道路から見えないよう、手摺壁は高く設定している |
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②クローゼットを開けた状態。
内部はハンガーパイプが4本、可動棚の金物が3面の壁に付いている。
<作品事例>-白い外観(シンプルモダン)の家 |
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③ 現在はお子様が1人、将来もう1人希望の子供部屋。
花粉症対策として、床はパイン材の無垢板、壁は珪そう土。扉は姿見も兼ねてカガミを取付け。クローゼットの壁と天井のクロスは、お子様が一人で選んだ。将来2人部屋にする場合、後で壁だけ取り付ければ良いように、スイッチ,照明,エアコンの配管等は最初から別々にしてある。 |
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外部はウッドテラス。
道路と向かえの2階から見えないよう、手すり壁は高く設定している。
<作品事例>-オープンエア(開放感にあふれる戸外とのつながり)を楽しむ家 |
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④お子様が2人、もう少し成長したら仕切れるように、スイッチ、照明、エアコンの配管は最初から別々になっている。
アクセントクロスが子供部屋らしい部屋に演出している。
<作品事例>-三世帯(8人)がライトコート(中庭)を中心に仲良く住まう家 |
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⑤ お子様が4人いるお宅。現在は家族6人で布団を敷いて寝ている。
正面のアクセントのクロスが部屋を明るい表情にしている。将来4部屋にする場合、後で壁と扉を取り付ければ良いように、スイッチ,照明,エアコンの配管等は最初から別々にしてある。
<作品事例>-ライトコート(中庭)とオープンテラスがある家 |
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⑥ 上部がベッド、下部がクローゼット・本棚・エアコン置場。(引戸の縦格子がエアコンの吹き出し口)
<作品事例>-プールがある家 |
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⑦左側の室内窓を開くと、リビング吹き抜けにつづいている。いつも家族の気配を感じることができる。
お子様の部屋は、奥様のコーディネイトでとても可愛らしくやさしい雰囲気に。
<作品事例>-モダン・リゾートスタイルの白いコートハウス |
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